生後4週になり、すっかりポッチャリしてきました!

生後4週になり、すっかりポッチャリしてきました!

実は、私が出産をした10日前に姉もイギリスのロンドンで出産をしました。そこで、姉から聞いたイギリスの話もふまえ日本の出産事情の違いを少しお話ししたいと思います。

日本では基本、病気でない妊娠出産は自費です。各自治体から助成金は出るものの、毎回の検診で2,000円ほどかかります。その検診が平均で12回〜15回、血液検査やモニター検査を受ければ、もちろん全額負担なので、さらに3,000〜10,000円程かかる場合もあります。つまり、妊娠の段階だけで数万円の費用がかかります。

日本では、妊娠初期に2週間に1回、安定期と呼ばれる期間には月に1回、臨月になると週1で検診に行きます。毎回エコーでのモニター検査があり、胎児の成長や様子を確認することができます。

イギリスには国民医療システム(NHS: National Health Service)があり、医療費は基本的に無料です。もちろん、妊娠出産時も特に費用がかかることはありません。

ただ、イギリスでは無償な分、最初の妊娠がわかってから地域医療のGPに登録して出産予定日を確定してもらったら、12週と20週に2回、エコー検査があるのみ。必要最低限の医療を受けられるといった感じです。

姉の場合も2回のエコー検査と臨月に助産師とのカウンセリングがあったのみだったようです。

もちろん、イギリスでも有料ですが、プライベート医療を希望すれば、もっときめ細やかなケアを受けることでも可能です。

出産については、イギリス王室のケイト妃が出産した翌日に退院したことで日本でも話題になりましたが、イギリスでは問題がなければ、出産当日もしくは次の日に退院するのは当然のこと。無料ですから、次の人のためにベッドを空けなければいけません…

また聞いた話では、出産後に出てくる食事もトーストに紅茶(もちろんカフェインレスではありません!)が一般的だそう。いかにもイギリスらしい食事です(笑)

さてさて…今回、私が滞在した産院ですが、地元でも有名な人気の病院でした。というのも、駅近で通いやすく建物がゴージャス。全室個室なのも魅力の一つなのでしょう。その代わり毎回、検診に行って会計して病院を出るまで3時間ほどかかりました。そのため、私は検診のたびにパソコンか本を持って行ってました。

出産の流れに関しては前回のブログの通りですが、日本では健康保険に加入していれば、出産時に一律42万円の助成金が出ます。出産にかかる費用は病院によって大きく異なります。都心は全体的に高く、助成金が出ても10万〜30万円ほど実費でかかります。その反面、郊外や地方だとほぼ全額助成金でまかなえたり、逆に助成金が戻ってきたりする場合もあります。今回、私が実家近くで出産した理由の一つでもありました。

入院中の食事もバラエティ豊かで、4泊する間3食おやつ付きでした!特に退院の前日にはお祝い膳と言って、同じ日に出産した人と一緒にコース料理を病院内で食べました。

出産翌日に出た朝食

出産翌日に出た朝食

毎回さまざまなジャンルの料理が運ばれてきました

毎回さまざまなジャンルの料理が運ばれてきました

お祝い膳:うにパスタにロブスター!

お祝い膳:うにパスタにロブスター!

国が違えば医療も違うのはもちろんですが、国内であっても病院の方針によって、だいぶ違いました。

私が感じた今回の病院とリッキーの時の病院の最大の違いは「母乳に関する意識」でした。

リッキーを出産した病院は母乳育児にとても力を入れていて、出産後は基本的に母子同室、授乳室に行けば夜中でも常に助産師さんが授乳をきめ細かく指導してくれました。飲むのが簡単な哺乳瓶で赤ちゃんが慣れてしまわないように哺乳瓶の使用は禁止、栄養のための「Kシロップ」や搾乳した母乳もスプーンで飲ませるなどの徹底ぶり。

なので、今回ジャックを出産して最初の授乳指導で、母乳を飲ませた後に毎回、必ず哺乳瓶でミルクを与えるよう言われ、衝撃を受けました!以前の経験もあり、すっかり母乳のみで育児をしようと思っていた(出産準備で哺乳瓶や粉ミルクすら買ってなかった…)私にとって、この3時間ごとの「授乳=ミルクの時間」は苦痛でした。というのも毎回、何ミリのミルクを飲んだのか申告の必要があり、一定量のミルクを飲んでいないと怒られる、もしくは有無を言わせずミルクを飲まされるから…

入院中、母乳を飲むとすぐ寝てしまった我が子

入院中、母乳を飲むとすぐ寝てしまった我が子

ある時、ミルクの飲みが悪い息子に看護師さんが無理矢理ミルクを飲ませた事があり、その絵があまりにも「フォアグラになるガチョウに無理矢理ジョウゴで餌を飲ませる図」と一致していて、軽いトラウマに。

そんな訳で、実は退院を心待ちにしていました(笑)

退院前の指導でも3時間ごとに必ずミルクを与えるよう言われました。
唯一、救いだったのが、退院の手続きを担当してくれた年配の看護師さんが「あなた母乳出ないの?」と声をかけてくれ「出ます。上の子は完母でした」という話をしたら「じゃ、母乳で育てなさい」と言ってくれたこと。彼女は病院の方針を知りつつも自分が話せる産婦には、そう声をかけていたようで、同じ日に退院した他のお母さんにも同様の話をしていました。その一言が無ければ、私も帰りに哺乳瓶と粉ミルクを買っていたことでしょう…

もちろん、ミルクを与えるのが悪い訳では決してないですし、ミルクが必要な赤ちゃんもいます。他の人に世話をお願いしやすい等の利点もあります。病院側が確実に全員の体重を一定量増やすためには当然な判断でしょう。でも、我が家では退院した今は親の責任で母乳のみに切り替えさせていただいちゃいました。

イギリスでは、基本的にまず母乳を与えます。生後1週間以内と3週間頃に助産師さんが家に来て、体重や哺乳状態をチェックして、ミルクを足すかどうか判断するといった形が一般的だそうです。ただ、イギリスでは共働きで早くから仕事に復帰するお母さんも多いことや手軽な液体ミルク等が販売されていることもあり、半年後も母乳育児をしているのは約半数というデータもあります。

ちなみに日本では毎日の沐浴(入浴)が必須と言われますが、イギリスでは、新生児の沐浴は1週間に1回と指導されるようです。生まれたばかりの赤ちゃんが身にまとってくる胎脂(たいし)を必要以上に洗わない方が良いとの考えからです。

私は、イギリスでの話も聞いていたので、国が違えば常識も違うし、出産する病院によっても常識が全く異なるので、子育てはそんなに神経質にならなくていいんだ、と思えたのが良かったと思います。

日本のお母さん、真面目な人も多いので習った通り、きちんとしている人も多いと思います!でも、子どもは何とか育ちます〜!と、まだまだ新米母の私ですが、そう強く感じた二人目の出産でした(笑)

ちょっと葛藤しながらも弟を可愛がってくれるリッキー